どうも、まちこです。
子どもの頃よく泣いていると、「屁のつっぱりはいらんですよ」と通りすがりのステキな紳士になぐさめられたことを覚えております(あの紳士はどこの国の王子様っだったのやら…)。
さて、皆様が普段こかれます「オナラ」。
なんと、その「オナラ」には病気が潜んでいるかもしれないのです!
(王子もビックリ!?)
オナラ
オナラの正体は腸内に発生したガスです。オナラの主成分は、窒素、水素、二酸化炭素などで、食べた物によってニオイは変わるそうです。
また、1日のオナラの回数は平均5、6回ですが、食生活や疾患の影響によって、ガスが溜まりやすくなり、オナラの回数が増えてしまうのだとか。
オナラの原因(日常生活)
・繊維質の多い食べ物
豆類やいも類など、繊維質の多い食べ物は腸内ガスを発生しやすいため、食べすぎるとオナラが増える原因になります。
・肉類やニオイの強い食べ物
肉やニオイの強い食べ物は、腸内の細菌によって分解され、強いニオイを放つガスを多く発生させます。そのため臭いニオイのオナラが出やすくなります。
・便秘
便秘になると、便とガスが腸内に溜め込まれます。溜まったガスを外に出すために、オナラは必然的に回数が増え、しかも、腸内に長い間溜まっていたガスは発酵が進み、臭いオナラの要因に。
・ストレス
緊張など、精神的なストレスを感じると無意識に唾(ツバ)を飲み込む動作が増えてしまいます。そのときに空気も一緒に飲み込んでしまうことで腸にガスが溜まりやすくなり、オナラの原因となります。
オナラの原因(疾患)
・呑気(どんき)症
無意識に「大量」の空気を吸い込んでしまう症状のことです。
早食いや一気飲み、口呼吸のくせのある人、炭酸飲料が好きな人にみられます。また、神経質な性格の人にも多いそうです。
・慢性胃炎
胃の粘膜が弱まり、炎症が繰り返されて治りにくくなっている状態です。胃の機能が低下するため、オナラが増えたりします。
・過敏性腸症候群
精神的ストレスや情緒不安定などが原因で、腸のぜん動運動に異常が起こり、腹痛をともなう慢性的な下痢や便秘などを引き起こします。腸内の環境が乱れるため、腸にガスが溜まって、お腹がゴロゴロと鳴ったりオナラが多く出るようになります。
・大腸がん
大腸がんの多くは、初期症状が血便が出るくらいでほとんどなく、自覚するのが難しい病気です。進行すると大腸が狭くなってがんこな便秘となり、弱い音のおならが出るようになります。
オナラの予防方法
・肉類を食べすぎない
肉類や、にんにくなどの臭いのきつい食べ物は、おならの臭いを強くする大きな要因です。食べすぎは控えましょう。
・便秘を改善・予防する
便秘を予防するために、
・うんちを我慢しない
・水分補給をする
・適度運動
・食物繊維を積極的にとる
という習慣を心がけましょう。
・ストレスを溜めない
ストレスを溜めこんでしまうと心身ともにむしばまれ健康が損なわれてしまいます。ストレスを溜めない、心身のリフレッシュを図りましょう。
最後に
ちなみに、オナラのニオイの素はうんちが腐敗して出す「悪玉菌」だそうです。
加齢とともにオナラが臭くなるのは、歳を重ね自然と腸内に悪玉菌が増えるからなんだとか…。
つまり腸内の善玉菌を増やすことがオナラのニオイの解決策なんだそうです。
皆さんもヨーグルトなど、意識的に食事から善玉菌を摂取するようにしましょう。
(そういえば、あの紳士はオナラで空を飛んでいたような…あれも善玉菌のおかげ…?)